ダイエット中でも土用の丑の日にはやっぱりウナギを食べたいですよね!
ウナギってカロリーが高そうだしダイエット中はやめたほうが良さそうだけど、実際どうなんでしょうか?
確かにウナギは注意しなければ高カロリーになってしまうのですが、実は食べ方を工夫すればダイエット中でもウナギは食べられるんです!
そこで今日はウナギとダイエットの関係、ダイエット中でもOKなウナギの食べ方についてご紹介いたします!
ウナギの歴史
ウナギは古くから食べられており、万葉集にも鰻が歌われています。
しかしながらその調理方法は現代の
現代の調理方法に変わったのは江戸時代の中期以降だと言われています。
土用の丑の日という文句も江戸時代にウナギを売るための宣伝文句が始まりとされています。
実はウナギは夏が旬じゃない?
実はウナギの旬は秋から冬にかけての8月から12月頃です。
この時期にウナギは冬に備えて脂肪を蓄えるためです。
なのであえて土用の丑の日ではなく、秋頃にウナギを食べてみるのもいいんじゃないでしょうか。
とはいえ日本人の心情的にはやっぱり土用の丑の日にはウナギを食べたいですよね!
今年のウナギの漁獲量と価格
今年は国産うなぎの注文がなかなか入らない異常事態になっているようです。
今年はウナギの稚魚が不漁で価格が去年の3倍の値段に高騰したため、販売価格も高騰しています。
そのため注文料が例年の5分の1になっていたりする卸売業者もあるようです。
高い国産うなぎが避けられ安い輸入ウナギに需要が移ってしまっていて、
市場の9割近くが安い輸入うなぎになっているといわれています。
でも土用の丑の日に限っては国産うなぎを食べたい人が多いようですよ!
ウナギ料理のカロリー
ウナギ料理のカロリーは以下のとおりです。
うな重のカロリーは高いのですが、それはご飯の炭水化物によるものです。
ウナギ単体のカロリーはそれほど高くないことがわかります。
鰻:255 kcal(100g)
エネルギー574kcal/タンパク38g/脂質43g/炭水化物0.7g(1尾/225gの栄養成分)
鰻の蒲焼:293 kcal(100g)
鰻の白焼き:331kcal(100g) ※白焼きとは鰻をそのまま素焼きにしたものです。
うな重:688kcal(353g)
エネルギー688kcal/タンパク23g/脂質15g/炭水化物108g(1食/353gの栄養成分)
ダイエットに効果的なウナギの成分
1.ウナギ自体は低炭水化物な食品
ウナギ自体は1尾の炭水化物量が1g以下と非常に少ないです。
ただうなぎ料理は丼物中心となりますので、ご飯と一緒に食べると当然炭水化物が多くなってしまいます。
そのため糖質制限ダイエットをしている方や、血糖値を気にしている方でも
なるべくウナギ単体だけにすれば問題なく食べることができます。
2.豊富なビタミン
ウナギにはビタミンが豊富に含まれており、まさに夏バテ防止にぴったりです。
中でも体の抵抗力を高めてくれるビタミンAが豊富に含まれており、風邪予防に効果的です。
ウナギ100gで1日分以上のビタミンAが取れます。
次にビタミンB1もウナギ100gで1日分の分量を摂取できます。
ビタミンB1は食欲増進、糖の代謝を活発にし、疲労回復に効果があります。
3.その他の栄養素も豊富
ウナギには頭が良くなると言われているDHAも豊富に含まれています。
他にもコレステロールや中性脂肪を減らすEPAが含まれています。
まさにダイエットにうってつけの効果ですね!
ダイエット中におすすめな鰻の食べ方
うな重を食べる場合はご飯を少なく
土用の丑の日だからうな重を食べたいですよね。
うな重のカロリーの大半はご飯ですので、なるべくご飯を少しにすれば大丈夫です。
特に糖質を押されている方はご飯を気にしたほうがいいでしょう。
ウナギの蒲焼を食べる
ウナギの蒲焼は以外にも低カロリーなんです。
ダイエット中の方はご飯無しで蒲焼だけで食べるのが最もおすすめです!
ただしタレのつけすぎには注意しましょう。蒲焼の甘辛なタレには糖分が含まれています。
まとめ:ダイエット中でもウナギは食べられる!
いかがでしたでしょうか。
ダイエット中でも食べ方を工夫すればウナギも食べて大丈夫です!
美味しいだけでなく栄養が豊富なウナギは、まさに食欲がでない夏にピッタリな食べ物です。
ダイエット中の皆様も土用の丑の日はウナギを食べて元気にリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。
参考
http://www.unasige.com/unagizatugak-rekisi.html