皆さん、フコキサンチンをご存知でしょうか。
フコキサンチンとは、昆布やわかめ、アカモクなどの褐藻藻(褐色の模)に含まれている成分です。
最近ダイエット効果があるとして注目されている成分です。
今日はそのフコキサンチンのダイエット効果について見ていきましょう。
白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞
フコキサンチンの効果を説明する前に、体の脂肪について知っておく必要があります。
人間の脂肪には白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞の二種類があります。
白色脂肪細胞は脂肪を蓄える役割をしています。内臓脂肪は大半がこの白色脂肪細胞です。
褐色脂肪細胞は体に少量しかありません。
白色脂肪細胞は燃焼しにくく、褐色脂肪細胞は燃焼しやすいです。
褐色脂肪細胞が燃焼しやすいのはUCP-1という物質のおかげです。
フコキサンチンのダイエット効果ではこのUCP-1がカギになってきます。
フコキサンチンを取ると脂肪燃焼する仕組み
ではなぜフコキサンチンにはダイエットに効果があるのでしょうか。
フコキサンチンを摂取すると、脂肪を燃焼しずらい白色脂肪細胞中にUCP-1が発生することが確認されています。
UCP-1によって白色脂肪細胞も燃焼させることができるようになります。
つまり、フコキサンチンを食べることによって、燃焼しにくい白色脂肪細胞を
燃焼しやすくすることができるのです!
内臓脂肪は白色脂肪細胞が多いので、メタボ改善に効果的だと言われています。
これはかなりのダイエット効果が期待できそうですね!
フコキサンチンは本当に効果があるの?
フコキサンチンの効果を人体で試験して実際に効果があることが確認されています。
ロシア人女性に16週間フコキサンチンを投与した結果、体脂肪の減少が確認されています。
日本でもフコキサンチンの試験が行われており、BMIが減少することが確認されています。
試験で実際に効果が出ていることから、ダイエット効果はかなり高そうですね。
フコキサンチンが含まれている食べ物は?
フコキサンチンは昆布やわかめなど褐藻模に含まれております。
手軽にフコキサンチンを摂取したい場合はサプリメントもおすすめです。
まとめ
フコキサンチンには脂肪を燃焼しやすくするダイエット効果があります。
実際に人体での試験で体脂肪を減らす効果も確認されています。
フコキサンチンが含まれている食品は昆布やわかめなどの褐藻藻です。